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音楽:テイルズオブバーサス 音楽:テイルズオブバーサステーマ 戦闘BGM イベント テーマ 曲名 備考 TALES OF VS. タイトル画面 汎用テーマ メニュー キャラクターセレクト キャラクターセレクト時 VS. 勝利 勝者の殿堂 戦いのはじまり 勇者を称えよ 敗北… 勝負っ ! 戦闘BGM 曲名 備考 TAKE UP THE CROSS ToP通常戦闘 TAKE UP THE CROSS -ARRANGE- ToP通常戦闘アレンジ Bare its fangs ToD-R第一部通常戦闘 Bare its fangs -ARRANGE- ToD通常戦闘アレンジ INFERIA BATTLE ToEインフェリア通常戦闘 INFERIA BATTLE -ARRANGE- ToEインフェリア通常戦闘アレンジ THEME OF BATTLE ToD2現代通常戦闘 THEME OF BATTLE -ARRANGE- ToD2現代通常戦闘アレンジ Full force ToSシルヴァラント通常戦闘 Full force -ARRANGE- ToSシルヴァラント通常戦闘アレンジ Battle organization ToR序盤通常戦闘 Battle organization -ARRANGE- ToR序盤通常戦闘アレンジ 勝利を求めて ToL対人ボス戦闘 勝利を求めて -ARRANGE- ToL対人ボス戦闘アレンジ The edge of a decision ToA中盤通常戦闘 The arrow was shot -ARRANGE- ToA序盤通常戦闘のファミコン風アレンジ 遭遇 ToT通常戦闘 遭遇 -ARRANGE- ToT通常戦闘アレンジ 剣を以って切り拓け ToI通常戦闘 剣を以って切り拓け -ARRANGE- ToI通常戦闘アレンジ 戦いの火蓋 ToV序盤通常戦闘 戦いの火蓋 -ARRANGE- ToV序盤通常戦闘アレンジ 神秘の武具ソーマ ToH序盤通常戦闘 神秘の武具ソーマ -ARRANGE- ToH序盤通常戦闘アレンジ The more that I try ToS-R通常戦闘のリヒター用アレンジ The more that I try -ARRANGE- ToS-R通常戦闘アレンジ 白銀の勇者たち 本作オリジナル戦闘曲 反逆の焔 WHO IS GOOD OR EVIL? -ARRANGE- ToPダオス戦アレンジ COUP DE GRBCE -ARRANGE- ToD2バルバトス戦アレンジ イベント 曲名 原作 備考 Be your wings オープニング アーティスト:GIRL NEXT DOOR THE SECOND ACT ファンタジア クレス・クラトス編フィールドBGM原作:フィールドBGM CREDIT PSP版のスタッフロールで使われていた曲 OVERCOME DIFFICULTIES 原作:ボス戦闘BGM FIGHTING OF THE SPIRIT 原作:PS版精霊戦BGM THE STREAM OF TIME HARMONIOUS MOMENT HYDROPOLIS SERENE WEATHER MYSTIC FOREST MINT TRIUMPH FULFILL MISSION BE ABSENTMINDED BRIGHT MOONLIGHT NIGHT CASTLE OF THE DHAOS 原作:ダオス城BGM FIGHTING OF THE SPIRIT 原作:SFC版精霊戦BGM Bare its fangs デスティニー(オリジナル) ウォールブレイカー第1ステージBGM原作:通常戦闘BGM Lion -Irony of fate- ウォールブレイカー第3ステージBGM原作:リオン戦BGM I m a champion! ウォールブレイカー・マニュアルBGM Unfinished world デスティニー(リメイク) スタン編フィールド曲原作:外殻完成前フィールドBGM Crooked sight 魔界・フィールド曲原作:完成前外殻BGM Victory! 戦闘勝利BGM Lion -Irony of fate- イベントBGM、リオン戦BGM原作:リオン戦BGM I m a champion! イベントBGM The storm and stress Belcrant Cry for the moon Idle fears State of emergency The last Judgement A kingdom Swordian team The laughter of children Colosseum CELESTIA BATTLE エターニア ウォールブレイカー第2ステージBGM原作:セレスティア通常戦闘BGM ABILITY TEST 闘技場ゲスト戦BGM ETERNAL MIND ラストボスイベントBGM AIFREAD THEME STEP TO TOMORROW - FUTURE デスティニー2 カイル・リオン編フィールドBGM原作:フィールドBGM GAME OVER A Nightmare A RA? Barbatos BATTLE FIELD Breeze DECISIVE BATTLE INFINITE CORRIDOR Kyle キャラテーマ:カイル Mysteries Night Sacred Capital The Crisis THE DECISION TO THE FUTURE THE JUNGLE Through the Valley Under the Ground WHITE KINGDOM Walking on Tethe Alla シンフォニア ロイド・コレット編フィールドBGMテセアラフィールドBGM Unsatisfied desire Judgment of Mana Spirits whisper Moonlight TALES OF SYMPHONIA タイトル画面BGM Old familiar scent of Iselia イセリアのBGM Icy edge リバース マオ・カイウス編フィールドBGM原作:フィールドBGM プロローグB Scutum-cruel ダオスのイベントで流れる 待ち合わせは噴水広場で レジェンディア 表示上。実際に流れるのは「進軍」 トーストにはたっぷりジャムを だ~も~ ゲーム内で流れるが、サウンドテストには追加されない New world アビス ルーク・ティア編フィールドBGM原作:フィールドBGM Tartaros Awkward justice Game over Oracle-Sorrow Casvelt Ferry Pleasantness Wish and sadness Crisis Serious The Frontier Fortress Port town The City of Sound Machines 草原 テンペスト 黒の森 迫り来る危機 敵襲! 全ては終わった ゲーム内で流れるが、サウンドテストには追加されない …have a good rest time イノセンス ショップで流れる オルゴールの思い出 Kratos ラタトスクの騎士 キャラテーマ:クラトス 気楽な旅路 ヴェスペリア ユーリ・ファラ編フィールドBGM原作:フィールドBGM 不撓不屈 ゲーム内で流れるが、サウンドテストには追加されない 勝利の叫び 不穏満ちて 戦闘敗北時にも流れる 揺らめく禁忌 覇王樹の花の咲く夜 喪失の荒れ山 はなやぐ命、育む光 混乱の火種 魔導士少女の不機嫌 世界を巡る ジュディス、孤独の肖像 できるかな 青年の気ままな日常 影の底の魔術師たち 優しい陽射し 戦士たちの旗の下に スピルメイズ-喜- ハーツ ゲーム内で流れるが、サウンドテストには追加されない
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ネタページ:他テイルズネタ(TOG) TOPデリス鋼・デリスビット・デリスリング 刀剣「ファクトファンタジア」 TODソフィのセリフ「アマ…リリス…妹みたいな名前…」 性質「存在が空気」の説明文「何、気にすることはない」 パスカルの台詞「無差別地殻破砕兵器」 フライパン「マンボウもステーキにするフライパン」 エプロンドレス「リリスドレスという別名も持つ」 ブラッディローズの種を埋める時の「ガルドを求める盗人の~」 漆黒の翼のジョーの台詞「ホヒ ホヒ」 セルディク改の台詞「コロシテクレ」 リスト「ブレイクデスティニー」 TOE珍獣図鑑『クイッキー』 チャレンジバトル「シャンバルーン」 短剣「エターナルスカー」 TOD2依頼品「英雄の杖」 フェザーワッペン 換金「仮面のようなもの」 香水「今日の俺は紳士的」 双刃「アクアリムス」 短剣「ソルブライト」 銃杖「天才科学者の杖」 TOS騎士団学校の銅像 かくれんぼ 武器「レフティ&ライティ」の説明 細剣「シンフォニアタクト」 TOR高そうな王冠 ピーチパイ 細剣「リバースクルセイダー」 TOLプリンパン タイガーフェスティバル 投刃「ソードオブレジェンディア」 TOAかくれんぼ ディスカバリー「タルロウX」 かめにん、ねこにんの服の説明「フォミクリー」 短剣「インパルサー」 双刃「デス・アビス」 刀剣「レイディアントハウル」 TOT性質「カイウスさ」 投刃「テンペストブリンガー」 TOI短剣「イノセントシャイン」 TOS-R香水「メロメロコウ」 インプぬいぐるみ TOV予約特典のDLC称号 エステルぬいぐるみ バウルぬいぐるみ かくれんぼ 砂浜戦隊サンオイルスター エッチなブロマイド 双刃「ブレイブヴェスペリア」 TOHねこにんの村の射的の女の子の人形 ユ・リベルテの依頼(掟の箱×1) リスト「セラフィックハーツ」 総合魔法カルタ 漆黒の翼(ヘンな人たち) 2周目以降の性質 マーボーカレー ブッシュベイビー のこ 銃杖「ファンダムライト」 銃杖「ザ・ワールド」 歴代キャラコスチューム TOP デリス鋼・デリスビット・デリスリング 恒例のアレ。ダオスの故郷デリス・カーラーンから。 刀剣「ファクトファンタジア」 テイルズオブファンタジア テイルズの作品の第一作目 柄に世界樹・ユグドラシルが象られている。エクシリア2ではジュードのナックルとなっている。 TOD ソフィのセリフ「アマ…リリス…妹みたいな名前…」 主人公スタンの妹リリスのこと? 性質「存在が空気」の説明文「何、気にすることはない」 PS版でウッドロウがよく言ってたセリフ パスカルの台詞「無差別地殻破砕兵器」 ベルクラントの正式名称 フライパン「マンボウもステーキにするフライパン」 リメイク版TODのリリスネタ エプロンドレス「リリスドレスという別名も持つ」 リリスの着ているエプロンドレス ブラッディローズの種を埋める時の「ガルドを求める盗人の~」 ルーティのこと。ブラッディローズという技を持つ。今作では秘奥義「ブラッディ・ローズ」が登場。 漆黒の翼のジョーの台詞「ホヒ ホヒ」 レンブラントの名(迷?)台詞。リメイク版では言わなくなっていた セルディク改の台詞「コロシテクレ」 PS版ゾンビリオンの台詞 リスト「ブレイクデスティニー」 テイルズオブデスティニー テイルズの作品の第二作目 デザインはソーディアン・ディムロスとアトワイト。 TOE 珍獣図鑑『クイッキー』 コメント「詠唱中に便利」はメルディをプレイヤーが操作した時の事。 チャレンジバトル「シャンバルーン」 同名のミニゲームが存在する。 短剣「エターナルスカー」 テイルズオブエターニア テイルズの作品の第三作目 デザインは「エターナル・ファイナリティ」で降ってくる大剣が元ネタ。エクシリア2ではガイアスの刀となっている。明らかにデカい。 TOD2 依頼品「英雄の杖」 杖の先に主人公のカイルが模られている。ツインブレイヴではカイルのぬいぐるめっとがこの杖のカイルの表情。 フェザーワッペン 主人公・カイルの服につけられているワッペン初出はリメD。 換金「仮面のようなもの」 仮面を被った剣士、ジューダスの仮面初出はリメD。 香水「今日の俺は紳士的」 英雄を殺める者、バルバトスのセリフ。 双刃「アクアリムス」 元々は水の具現結晶の名前 短剣「ソルブライト」 元々は光の具現結晶の名前 銃杖「天才科学者の杖」 デザインは天才ハロルドの杖。 TOS 騎士団学校の銅像 恐らく、髪型や服装から見るにクラトス・アウリオンがモデル。特典DVDの悪ノリちっくな外見だなぁ…。 かくれんぼ プレセア似の少女がいる 武器「レフティ&ライティ」の説明 子供の頃のロイドの理論「2本あれば、つよさも2倍!?」 細剣「シンフォニアタクト」 テイルズオブシンフォニア テイルズの作品の一つ タイトルロゴと天使の羽が象られている。エクシリア2ではローエンの細剣となっている。 TOR 高そうな王冠 獣人族ガジュマの女王アガーテがかぶってる王冠初出はリメD。 ピーチパイ Rといったらピーチパイ。料理できるようになったのは何気に今回が初。 細剣「リバースクルセイダー」 テイルズオブリバース テイルズの作品の一つ 柄にアガーテが象られている。エクシリア2ではミラの剣となっている。 TOL プリンパン TOLで一番効果の高いパン タイガーフェスティバル 元々はモーゼスの技名として考えられていた 投刃「ソードオブレジェンディア」 テイルズオブレジェンディア テイルズの作品の一つ タイトルロゴが象られている。エクシリア2では「SOレジェンディア」という名前でアルヴィンの大剣となっている。 TOA かくれんぼ アニス似の少女がいる ディスカバリー「タルロウX」 元々は六神将・死神ディストの作ったロボ。今作ではエメロードが作ったことになっている かめにん、ねこにんの服の説明「フォミクリー」 TOAに登場したクローン技術のようなもの 短剣「インパルサー」 ティアが使用しているナイフ。公式絵で手に持っている事が多い 双刃「デス・アビス」 テイルズオブジアビス テイルズの10周年記念作品 デザインがアルティメティッドに酷似。名前はリメDのバルバトスが同名の技を使うが関連性は特に無い。エクシリア2ではエリーゼの杖となっている。 刀剣「レイディアントハウル」 TOAの主人公ルークが同名の秘奥義を使用する。エクシリア2では「レディアントハウル」とちょっと名前が変わってガイアスの刀となっている。デザインは同じ。 TOT 性質「カイウスさ」 説明文「今日も元気に獣が目覚める」は獣人化ネタ。効果も熊系モンスターに大ダメージ。 投刃「テンペストブリンガー」 テイルズオブザテンペスト テイルズの作品の一つでタイトルロゴに狼が描かれている ヒトにとって脅威となるリカンツ(レイモーンの民)という存在がいる タイトルロゴが象られている。性質「デンジャラス」にも意味が…?リカンツのことを現してるかもしれない 歴代作品武器シリーズ名前のテンペストはもちろん作品名からとられたもの エクシリア2ではアルヴィンの大剣となっている。 TOI 短剣「イノセントシャイン」 テイルズオブイノセンス テイルズの作品の一つ。 デザイン及び説明がデュランダル。TOAの主人公ティアが同名の秘奥義を使用する。エクシリア2ではルドガーの双剣となっている。 TOS-R 香水「メロメロコウ」 デクスの愛用している匂いのきついフェロモン香水。 インプぬいぐるみ 主人公のエミルが初めて契約した魔物。 TOV 予約特典のDLC称号 それぞれユーリ・パティ・リタ風の衣装PS3版では魔法カルタをノーミスでクリアすると手に入る。 エステルぬいぐるみ ヒロイン。デザインはTOVに登場する「暴走姫」そのもの バウルぬいぐるみ 当作品の乗り物(となる生物) かくれんぼ パティ似の少女がいる 砂浜戦隊サンオイルスター 所属がブレイブヴェスペリア。モンスターもTOVのもの エッチなブロマイド ジュディスのギリギリ黒ビキニ姿 双刃「ブレイブヴェスペリア」 テイルズオブヴェスペリア テイルズの作品の一つ。 デザインは天翔光翼剣。エクシリア2ではルドガーの双剣となっている。 TOH ねこにんの村の射的の女の子の人形 「なぜか画家な気がする」。ベリル。この他、コハクの「友達の画家の子」という発言も。 ユ・リベルテの依頼(掟の箱×1) 口調からしておそらく依頼者はベリル。 リスト「セラフィックハーツ」 テイルズオブハーツ テイルズの作品の一つ。 デザインはスピルーンとサンドリオン。エクシリア2ではジュードのナックルとなっている。 総合 魔法カルタ TOE,TOR,TOL,TOIを除いた歴代キャラのカルタ。50人が登場。PS3版ではTOE,TOR,TOL,TOI,なりダンXのキャラも一部を除いて追加された。 漆黒の翼(ヘンな人たち) 歴代シリーズに度々登場する三人組のチームが元ネタ。 2周目以降の性質 キャラクターの名前の付いた性質。特徴も反映されている? マーボーカレー 歴代シリーズおなじみの料理。TOGタイアップ食品として12/7からハウス食品より販売中。 ブッシュベイビー かつてはよく歴代シリーズに登場した動物。TOPで初登場、最近あんまり見ないね のこ ねこにんの村に居る、頭に「のこのきのこ」が生えている生物のこと。TOE・TOD2・TOR・リメイク版TODと、数々の作品に登場している。 銃杖「ファンダムライト」 テイルズオブファンダム テイルズの外伝作品 エクシリア2ではレイアの棍となっている。 銃杖「ザ・ワールド」 テイルズオブザワールド テイルズの外伝作品シリーズに冠せられる。 先端部分にカノンノ・イアハート。エクシリア2ではエリーゼの杖となっている。 歴代キャラコスチューム アスベル:リオン(TOD)、カイル(TOD2)、ユーリ(TOV) ソフィ:アニス(TOA)、ルーティ(TOD)、パティ(TOV) ヒューバート:フレン(TOV) シェリア:ナタリア(TOA)、リタ(TOV) マリク:レイヴン(TOV) パスカル:ハロルド(TOD2) リチャード:ゼロス(TOS)、ジューダス(TOD2)
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青二プロダクション(あおにぷろだくしょん) 声優事務所。設立:1969年4月1日。 ドラマCD「テイルズオブファンタジア」のSound Produceを担当。 ファンタジアからルミナリアに至るまでメインキャラクター、脇役を問わず多くの声優をテイルズオブシリーズに出演させて下さっている。
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設定:テイルズオブリンク シリーズ概要 世界 用語 技術 歴史 組織 シリーズ概要 テイルズオブリンク概要 世界 リアフィースユライア王国 騎士国家カロン サイラン連合国軍国派 調和派 城塞都市 サントレーヌ国 オルドレ公国 新ドレスタ王国 雪の王国フォルクライン 西の大国カイゼル 和の国 魔術国家クィンレスト ミンストル国 アイネモの森 風眠りの森 グランドパール 召喚術研究所 芸術の街サイコリーポ グレアド帝国 蒼水の街リュース 神殿の街ピレサス ルイーナの大樹 エルエイスの幻岩 水車の街ガレオス ロッター村廃墟 ナワニの街 カーミラタウン ヤオローズ地方 オキバ村 ゲンコツ国 リフラム ニ・アケリア マイラ クラリエ 天界天練の祠 虚界層点(アカシア) 清浄への迷獄 用語 石詠みの救世主 英雄石虚空英雄石 御使い 神王 境界衝突(コライドボーダー) 崩地 護り手 技術 封具 神王の雫 神聖宝珠 女神光刃 福音の輪 ミニ・レコーズ 縛鎖の暗示 歴史 古代魔導時代 災厄の種 組織 ニーズヘッグ ギルド 漆黒の翼
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テイルズオブファンタジアの主人公。
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テイルズオブファンタジアのヒロイン。
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CONCLUSION + 目次 ファンタジア 関連リンク関連項目 被リンクページ ファンタジア テイルズオブファンタジアで未来ダオス戦闘時にかかる曲。 作曲者は桜庭統氏。 SFC版では地下墓地の戦闘時にも流れる。 直訳すると「終結」「決着」。 変拍子が多く使われており、激しい決戦を演出している。 なりきりダンジョンXでもダオス戦はこの曲のアレンジ。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm14837003 関連リンク 関連項目 被リンクページ + 被リンクページ 音楽:DECISIVE 音楽:TOPなりきりダンジョン 音楽:その他 音楽:テイルズオブザレイズ 音楽:ファンタジア ▲
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ネタページ:ネタ台詞 オリジナルテイルズオブファンタジア テイルズオブデスティニー TOPなりきりダンジョン テイルズオブエターニア テイルズオブデスティニー2 テイルズオブシンフォニア テイルズオブリバース テイルズオブレジェンディア テイルズオブジアビス テイルズオブザテンペスト テイルズオブイノセンス TOSラタトスクの騎士 テイルズオブヴェスペリア テイルズオブハーツ テイルズオブグレイセス テイルズオブエクシリア テイルズオブエクシリア2 テイルズオブゼスティリア テイルズオブベルセリア テイルズオブルミナリア クロスオーバーTOWレディアントマイソロジー TOWレディアントマイソロジー2 TOWレディアントマイソロジー3 テイルズオブクレストリア オリジナル テイルズオブファンタジア ダオスをだおす! テイルズオブデスティニー なに、気にすることはない どぅるんがぁー! この僕がっ! TOPなりきりダンジョン テイルズオブエターニア テイルズオブデスティニー2 何だとっ! 馬鹿なっ! テイルズオブシンフォニア どこでもいいさ マグニスさま、だ。豚が… テイルズオブリバース クレアァァァ!!! クレアクレアクレアクレア・・・馬鹿みたい ちょろ甘 テイルズオブレジェンディア ふっはっくらえ ステラァァ!!! おサルさんのようです テイルズオブジアビス 俺は悪くねぇっ! テイルズオブザテンペスト テイルズオブイノセンス この歌を家族と犬に捧げます TOSラタトスクの騎士 勇気は夢を叶える魔法 なあ、天罰ってのを与えてみろよ。この俺様によぉ! だ、だまれ、こわっぱども!自ら敗北を認めるまで剣士に敗北は無いのだ! アリスちゃあああああん!? アーケロンはダミー!を残していった テイルズオブヴェスペリア ドジっちまった… エルンガー!! きかねぇ納豆 セン=ハラン星人 蜂蜜だぁ! まいたけ聖剣 テイルズオブハーツ テイルズオブグレイセス なん…だと…?! マモレナカッタ・・・ ともだち……ィィィイイ テイルズオブエクシリア ハオの卵理論 俺は知らなかった! 俺じゃねぇ! 理解できん……こやつ……き、消えよ! ティーチ ミー バリボー! ババダダダイボボダダー テイルズオブエクシリア2 テイルズオブゼスティリア だよな! 真の仲間 悪ならやるよ アハハ 戦争する気なら殺さなきゃだし ゼニゲバロゼ? 今はその時じゃない気がする 平気で人を殺すあいつは怪物だったんだよ わかってる。だったら? ずれてるって気づいてる? 暗殺ギルドなめんな! もう嫌だ…やだやだ! それはアリーシャの夢だから 今度は泣くんだ?女の子! テイルズオブベルセリア テイルズオブルミナリア 気高い クロスオーバー TOWレディアントマイソロジー あの世で妹に会うといい TOWレディアントマイソロジー2 TOWレディアントマイソロジー3 命を、ありがとう テイルズオブクレストリア イージスは私を心で抱きしめてくれた
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テイルズオブファンタジア ミント・アドネード テイルズオブファンタジアヒロイン 性別:♀ 年齢 18歳 身長:162cm 体重:42kg 声優:岩男 潤子 (SFC版はこおろぎさとみ) 法術師(回復の術や補助術、攻撃は基本しない) とても優しく、綺麗で可愛らしい。 ユニコーンに認められた乙女でもある。 しかし思い込みが激しく、結構行動すると凄いんです。 恋に恋するお年頃、クレスが好きでもいえない。 ボインちゃんという称号もあるように、スタイルはよい。
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テイルズ オブ ファンタジア 【ているず おぶ ふぁんたじあ】 ジャンル ロールプレイングゲーム 高解像度で見る 裏を見る 対応機種 スーパーファミコン メディア 48MbitROMカートリッジ 発売元 ナムコ 開発元 ウルフチームナムコ 発売日 1995年12月15日 定価 11,800円(税別) プレイ人数 1人 セーブデータ 3個(バッテリーバックアップ) 判定 良作 ポイント 豪華声優陣によるキャラクターボイスボーカル付きの主題歌搭載勧善懲悪で終わらない奥深なストーリー魅力的なキャラクター達斬新な戦闘システムシリーズ初出にして屈指の高難易度 テイルズ オブ シリーズ関連作品リンク 概要 キャラクター紹介 特徴・評価点 賛否両論点 問題点 その他のゲーム内容について 総評 商品にまつわる裏話 この世に悪があるとすれば、それは人の心だ 概要 ナムコ(現 バンダイナムコエンターテインメント)の看板RPG、テイルズ オブシリーズの第一作目。 SFC後期に発売されたRPGで、アクションゲームさながらのリアルタイム戦闘システムである、リニアモーションバトルシステムや48メガの大容量を活かして、キャラクターのボイスや主題歌「夢は終わらない」をストリーミング再生で流し、キャラクター面でも『逮捕しちゃうぞ』等で有名な藤島康介によるキャラクターデザインなど、気合十分な作りでゲーマーから高い評価を得た。 キャラクター紹介 + 長いので収納。 重大なものはないが、若干のネタバレを含むので閲覧注意 。 ※本作でパーティキャラクターとなるキャラクターに関してのみの紹介をするが、一部PS版以降の内容も含める。その際はPS版以降での設定であることが解るように表記する。 また、SFC版の描写やキャラ設定などと噛み合わない個所以外の一部はキャラクターの背景を説明するため、PS版のファミ通攻略本に記載された内容を一部手を加えて表記している。 クレス・アルベイン 本作の主人公で、アルベイン流剣術を使う剣士(*1)。 トーティス村のアルベイン流剣術道場の主ミゲールとマリアの子で、大平の中父から剣術を学ぶ傍ら友であるチェスターと狩りに勤しむ日々を過ごし、村の皆からも慕われ、チェスターの妹アミィからは密かに想いを寄せられ…と、誰もが羨む年頃の充実を謳歌していたが、父ミゲールから託されたペンダントを狙った軍隊に村が攻め滅ぼされた事で、突如平和は崩壊する。 自身の不在中に両親はおろか村人全員が殺められ、身を裂かれるような悲しみと皆を守れなかった悔しさ、果てしない復讐心と共に旅立ち、ペンダントの秘密と時空を跨いだ壮絶な戦いに身を投じていくこととなる。 剣だけでなく槍や斧なども使いこなす典型的な近接戦闘タイプ。SFC版の本作では唯一の前衛キャラで(他は全員後衛や補助専門)、彼の存在無くして本作の戦闘は成り立たないので、装備や技編成は念入りに行う必要がある。 後述する優しい性格が長所であると同時に短所でもあり、その優しさが仇となって戦いにおいても太刀筋を鈍らせてしまうと言ったこともあるため、自分が一人の人間・剣士として未熟であると思っている。 だが、剣の師でもある父・ミゲールの師であるトリスタンからは「大器晩成」と評されており、その通り冒険の中でその類い希な才覚を開花させていくことになる。 PS版では特定の条件を満たすことで聞けるフェイスチャットの中でチェスターに「父親を越えたんじゃないか?」と指摘されるものの、クレスはそれを否定する。これは単なる謙遜ではなく、自身の精神面をも総合した実力を客観的に顧みた自己評価であり、自身の力に奢ることなく真っ直ぐ見つめ続ける心構えは、真なる剣士としての才能とも言えよう。またPS版以降追加されたイベントでは父親が究極奥義『冥空斬翔剣』を教える夢を見て、クレスも条件次第で『冥空斬翔剣』を使えるようになるという物がある。 普段はとても優しく温厚なため周囲に流されがちだが主張するべき所では易々とそれを譲らず、いざ敵との戦いに及べば勇猛果敢に挑みかかる熱血漢の側面を見せる、一癖ある主人公の多いシリーズでは意外と珍しい正統派熱血主人公。 ただし、ダオスに関してだけは自分の故郷を滅ぼされ、両親を殺されたことへの憎しみが強いためか、怒りを露にする場面もある(*2)。 礼儀正しい所もあるため目上の人間には敬語で話すが、年上でも自分に年齢が近ければ気さくに話す。 シリーズでは数少ない一人称が「ぼく」(PS版以降は「僕」)の主人公。 担当声優は『ドラゴンボール』シリーズのトランクスを演じる草尾毅。 本作未プレイのプレイヤーからは「ダジャレ好き」と思われがちだが、実際はなんとない発言が図らずもダジャレになってしまった(*3)ものであり、彼に関してのネタとして定番となっている「ダオスをだおす(倒す)」といったネタは全てPS版以降のもの。 後のお祭り作品や予約特典DVDなどではそれらがやたら誇張して使用され、空気の読めないダジャレ好きにされているため、本作のファンからは反発も出ている。良リメイクとして名高いPS版でも、彼の意図的なダジャレについては批判的な目線で見られる事も。 ミント・アドネード 本作のヒロインで、神に祈りを捧げることで癒しの力を使うことの出来る「法術(ほうじゅつ)」と呼ばれる力を使える女性。SFC版の幼げな声を聞くと信じ難いかもしれないが、クレスより1つ年上。 本作では術による回復手段を一手に担っており、攻撃手段は持っている杖による物理攻撃(*4)しか無いものの、サポートとして重要な役割を持っている。 村を滅ぼされたクレスは伯父・オルソンを頼るも裏切られ、投獄される事になってしまう牢屋の中で彼女と出会う。 牢獄から脱出した際に失くした(と思われていた)ミントの母の形見のイヤリングは、プレイヤーも忘れかけていた終盤に意外な形で巡り合う事となる。 激しい自己主張はしないが言うべき事ははっきりと言う積極的な性格で、特に恋愛に関しては強い関心を持っているため、サブイベントの「ナンシーとエルウィン」ではクレスはおろか、2人を引っ張っていく所もある。 PS版以降では声優が本作のこおろぎさとみから岩男潤子に変更となったのと合わせ、性格も物静かでおっとりとした性格となり、言うべき事は言うが基本的にはお淑やか。 因みにこの変更、本作においてアーチェ役のかないみかとの声質が似ているため、戦闘中でダメージを受けた時に「どちらが攻撃を受けたか解らない」と言うやや間抜けとも言えるような理由であったりする。 余談になるが、GBA版ではあるアイテムを入手することで岩男版とこおろぎ版のボイスを選択出来るが、こおろぎ版のボイスは本作の流用ではなく、PS版のミントに合わせた新録となっているため、本作のミントのボイスに比べると違和感が強い。 更に余談だが、(製作元でも混同していたのか、単純な誤植かは不明だが)発売前の広告では「ミント かないみか アーチェ こおろぎさとみ」と、逆になってしまっているものが存在する(参考)。 直接キャラクター描写とかかわる点ではないが、彼女の設定として「太りやすいので肉は食べない」というのがあったりするが、当時のナムコの知識不足なのかは解らないが、実際の彼女の設定の身長と体重ではむしろ飢餓状態を疑うべきレベルになってしまっている。 因みに、身長 162cm、体重 42kgとなっている。この場合のBMIは16とかなり低い数値となる(*5)。 PS版で実は胸が大きいと言うことで「ボインちゃん」なる称号を得られるが、上の状況を鑑みるに完全にあり得ないレベルになってしまっているため、一部でネタにされている。 初登場が牢獄の中だったので、一時的に痩せていた可能性アリ。 チェスター・バークライト クレスの幼馴染みで親友。類い希な弓の実力を持つ。クレスの剣とチェスターの弓でトーティス村の南にある森で狩りをすることが彼らの日常であった。 両親を早くに亡くし、一人残った肉親である妹のアミィを守るため社会に揉まれて生きてきたこともあって、普段は物事に対し斜めに構えた皮肉屋な面もあるが、根はクレス同様に真っ直ぐな熱血漢である。 幼少期からの環境もあって、チェスターはアミィを守るためにどんな仕事も死に物狂いでこなし、決して盗みなどの悪事に手を染めることはなかった。 それは、自分がそんな悪事に手を染めればアミィを悲しませること、果ては彼女自身を汚すことにもなってしまうと考えたからである。今の自分があるのはアミィのおかげであると強く信じており、一人の肉親として以上の愛情の念を持っている。そのため、村を滅ぼした挙げ句、間接的とは言えアミィを殺したダオスに対する憎しみはクレスにも比肩するほど。 この設定もクレスのダジャレ同様にお祭り・外伝作品では矢鱈とネタ扱いされており、『レディアントマイソロジー』ではただのロリコンにされている。元々ギャグ要素なクレスのダジャレ関連の誇張と異なり、批判意見が殆どを占めている。 『なりきりダンジョンX』に至ってはこれらの背景を嘲笑うかのようなスキット(*6)が追加されたため、マイソロの件を含めて強い反発が上がっている。 序盤でパーティから離脱し、再加入は中盤の終わり頃と遅いため、クレス達とのレベル差が20後半~30になることも。 SFC版では上記のレベル差に加え、戦闘に参加しないと経験値が得られないためレベル上げに苦労する。また、技を一切修得しないため攻撃手段は通常攻撃(矢の単射)のみとなり、かなり地味に見える。しかし、再加入後に入手できる弓全般の攻撃力が極端に高く(*7)、レベル上げや装飾品で耐久力を補えば優秀な狙撃役となってくれる。 PS版以降では弓全般の攻撃力が低下した反面、技の実装により手数や面制圧力を得た。育成面についても、戦闘に参加せずとも経験値が得られる上に、修行イベントでレベル差をいくらか埋められるようになった。 PS版のチャットおよび称号システムの実装に伴い、以降のシリーズで脈々と受け継がれることになる不名誉な称号「スケベ大魔王」の初代取得者となるが、以降のシリーズの取得者が誤解や濡れ衣(一部自爆もあるが…)であったりする中で、彼だけは忍者の里で自ら女風呂を覗いたりするため「初代にして真性」と言われることも。 PSP版(フルボイスエディション・クロスエディション共に)ではこのイベントにもボイスが付き、担当声優の伊藤健太郎の怪演もあってただでさえ強烈なインパクトがあるこのイベントを更に強く印象付けている。 ちなみに本作のみ担当声優はクレスと同じ草尾毅となっている。 クラース・F・レスター クレス達の時代から約100年前のユークリッド村で助手であるミラルド・ルーンと共に召喚術を研究している学者。クレス達から一回りくらい年上であることもあって、対外的なリーダー格となっている。 気難しく偏屈…と言うよりも人間嫌いを感じさせるほどで、初対面のクレス達に対しても冷たくあしらうが、ミラルドの協力もあって、彼の召喚術の研究に協力することと引き替えに力を貸すという条件でクレス達の仲間に加わる。 PS版では人間嫌いを感じさせるほどの冷たさはなくなっており、そもそもの設定の気難しく偏屈な性格というのが当てはまるようになっている。 また、仲間に加わった後は初対面で見せた冷たさはなりを潜め、むしろ気さくに話をするようになる(*8)。 PS版以降では一人称は「私」で統一されているが、本作ではかしこまった場では「私」だが、それ以外では「オレ」となっている。 魔術に憧れ、そして長い研究と苦労の果てにようやく召喚術を習得したこともあり、天性の才能で魔術を操ることの出来るエルフに対しては強い劣等感を抱いている。 本作のパーティキャラクターであるアーチェも混血ではあるものの魔術を操ることが出来るが、作中でそれに対して劣等感などの要素を匂わせることはしない…が、PS版で追加されたフェイスチャットの中にはエルフ嫌いを匂わせるようなもの(*9)もある。 ただし、アーチェに対してはフェイスチャットの一部で魔術が使えないことを拗ねるかのような言い回しはするものの強くは匂わせず、むしろ良き保護者といった面も見せたり、逆に振り回されたりしている。 研究に没頭するあまり、生活能力が皆無で日々の食い扶持はミラルドの執筆した書物などの印税であったりする。しかし、料理の腕だけはかなり高い部類に入る。 ミラルドには性格も知り尽くされているせいか手玉に取られてしまい、PS版以降では「しりにしかれマン(尻に敷かれマン)」という称号を初期から持っていたりする。 何だかんだでクラースもミラルドに強い信頼を寄せて愛情を抱いているものの、照れ隠しか人前では「助手」と言い張っている…が、周囲からはバレバレだったりする。 その為に決戦前夜では精霊・オリジンの力とエターナルソードの力を借りて、過去の世界でクラースの帰りを待ち続けるミラルドの姿を見ると言う一幕も。 料理が得意というのは、CVの井上和彦がアニメ版「美味しんぼ」で主人公・山岡士郎役を演じていたためか。 体中に付けている模様は召喚術においては重要な役割を果たしているもので、1週間程度持続して定着するペイントで施されている(*10)。 元々は刺青にするつもりであったのだが、ミラルドに嫌がられたと言うことでペイントが落とし所となった。 クラースの扱う武器は魔力を帯びた本という設定で、ネクロノミコンに始まりイエロウキングスやセラノフラグメン等と言ったクトゥルー神話の魔術書を装備することになるのだが、その中にあって異彩を放っているのが二つある。 一つは「N・G」と言う武器でこれはノーグッドの略…ではなく、当時ナムコが無料で配布していた情報誌「namco COMMUNITY MAGAZINE NG」のセルフパロディー。 そしてもう一つが「スケベぼん」。直球ど真ん中でこの名前になっているのである。 エロ本ぶん回して戦うという姿を想像するとあまりにもシュールで印象に強く残ってしまったためか、これ以降、何かとクラースとエロ本は縁があったり、クラース自体がチェスターも真っ青なスケベキャラにされたりと散々な扱いを受けていたりする。 因みにこの武器の説明文は「ぼく、子供だからわかんないや」となっている。 ただし、この説明文は本作のみで、PS版以降(本作ベースのリメイクであるGBA版も含む)の作品では普通の説明文(*11)になっており、PSおよびPSPでは武器の名前も「ピンナップマグ」と本作の直球ど真ん中の名前ではなくなっている(ただ、グラフィックには「SUKEBE」と書かれていたりする)。 PS版で追加されたフェイスチャットのせいでハゲ疑惑が持ち上がっていたりするが、ちゃんと本編をプレイしていればハゲていないことは解る。…この人、どこまでネタキャラにされればいいんだろうか。 アーチェ・クライン クラースと同じ時代のローンヴァレイで父親のバートと共に暮らすハーフエルフの少女。 天真爛漫な性格で、言いたいことはずけずけと言うために他人を傷つけてしまうこともある。 反面、博識な所や洞察力に優れる所もあって、パーティメンバーの中で唯一ダオスの目的について疑問を抱くシーンがある。 武器は空飛ぶホウキ。パーティーメンバーで唯一飛べるというのが重要で、イベントや一部謎解きにも関わってくる。 戦闘中も浮いているので地上の敵から攻撃を受けにくい半面、HPが低いため敵の範囲魔法を受けて一人だけ死ぬということもある。 仇への憎しみが晴れぬあまりに現世に留まり続けていた親友であるリア・スカーレットの魂に触れ、その体を貸し与える。 クレス達がその仇討ちに協力し、リアの魂が昇天するとそのお礼として半ば強引に彼らの旅に加わることになる。 その性格故にパーティのムードメーカーであると同時にトラブルメーカーとなり、旅を引っかき回したり賑やかなものとする。 酒豪な面もあり、PS版では「うわばみ」なる称号を獲得するほどだが、GBA版以降の移植ではCEROレーティング(未成年の飲酒シーンが該当)に配慮してか、称号を取得するイベントが若干変更されており、飲んでいるものも厳密にはお酒ではないものとされている。 そのため称号もそれぞれ変更されており、この弊害としてPSP版2作ではPS版で見ることの出来たそのイベントに絡んでのお酒にまつわるフェイスチャットが見られなくなってしまっている。 彼女のハーフエルフという設定は重要な意味を持ち、途中のイベントではそれ故の悲劇などを垣間見ることも出来る。 それ故にGBA版以降追加された「ブラムバルドとアーシア」のイベントがあまりにもご都合主義的すぎるとして受け入れられない意見も根強い。 料理の腕前が壊滅的で、PS版以降では「××料理人」の称号(?)を賜ってしまうほど。 因みに、その称号を獲得出来るイベントでアーチェが振る舞った料理は一口食べただけでクレス・チェスター・クラースをKOするほどの凄まじいものだったようで、GBA版以降で更に追加されたイベントではその時の一件が男性陣のトラウマじみたものとなっていることが解る。 とは言え、フルーツ系の料理は得意なようでPS版以降導入された料理システムでもそれが反映されている。 ちなみに全料理の熟練度を最高にすると「グルメマスター」という称号が貰えるが、フルーツ系以外の料理は熟練度が他のキャラより非常に上がりにくいうえ、彼女だけ「グルメマスター?」と疑問符がついた称号になっている(*12)。 実際にプレイするとわかるが、「グルメマスター?」をとるのは、 下手な称号よりはるかに面倒 である。一応、ある方法を使えば高速で料理熟練度をあげる事はできるが…。 余談になるが、上で書いたチェスターが「スケベ大魔王」の称号を得るきっかけとなる女風呂覗きに対抗して、PS版以降で追加されたイベントで再度忍者の里に訪れて温泉を振る舞われた時は逆に男湯を覗き返していたりする。シリーズでも例を見ない豪胆(?)な部分も。 アーチェ曰く、「女湯ばかり覗かれるなんて不公平だ」とのこと…そういう問題か…? なお、スタイルもミントとは正反対のようで「ぺったんこ」なる不名誉な称号を習得してしまう。 全員が個性こそ豊かだが人を選ぶトゲや毒気が無く、総じてパーティメンバーはとても仲が良いため、近年のシリーズ作品で散見されるギスギスした不仲な雰囲気、倫理(道理)的に首をかしげざるを得ない極端な言動や行動、仲間の裏切り…といった、プレイヤーにストレスや賛否を与えるような要素はほぼ皆無である。 パーティメンバーの離脱もアーチェとチェスターがシナリオの都合によるものだけとなっている。 PS版以降ではフェイスチャットなどでチェスターとアーチェがよく喧嘩をするが、その内容は小さな口喧嘩と言った程度なもので、寧ろ微笑ましい光景ですらある。 そして犬猿の仲のようで実は互いに意識し合っており、思わぬ所でボロが出るという、本作の隠れた見所の1つにもなっている。 特徴・評価点 戦闘システム 戦闘はいわゆるコマンド選択型ではなく、アクションゲームの要素を取り入れた「リニアモーションバトルシステム」(LMBS)。後続作品とは少々毛色が違うが、「自分で移動して攻撃」・「リアルタイムで進行」という根本は既に確立されている。 コマンドタイプの戦闘がRPGの主流だった当時、自分が介入できる戦闘は斬新で、大いに受けいれられた。 そのシステムは以降のシリーズ作品と異なり、敵との距離によってクレスの取れる行動が異なる仕様となっている。具体的にはショートレンジとロングレンジに分かれており、例えば魔神剣はロングレンジでしか出せず、虎牙破斬は近距離ショートレンジでしか出せない。対空攻撃はロングレンジではAボタン二回連打でダッシュジャンプ攻撃となり、近距離で出す場合は、ほんの少し敵と距離を開けてからAボタンを二回連打することで、その場から真上に飛び上がって攻撃する。PS版以降のように、飛び上がらずにその場で対空攻撃をすることはできない。 防御に関してもSFC版では任意ではできず、一定確率で自動的に盾を構えて敵の攻撃を防ぐ仕様となっている(*13)と、流石に第1作目という事もあってか、今の作品と比べるとまだまだ練られていない部分も多い(*14)。 主人公クレスの技には熟練度が設定されている。各所で2種類の技を組み合わせた「奥義」を習得可能で、2種類とも100%になっていることで使用可能になる。 武器には斬り攻撃力と突き攻撃力が別々に設定されている。 剣はバランス傾向、槍は突き偏重、斧や槍斧は斬り偏重。 アクション要素とあいまって、斬り技と突き技どちらを使うかプレイスタイルに合わせて武器を選ぶことになる。 豊富なボイス ゲームを起動すると、冒頭に綴ったエドワード・D・モリスンの名言「この世に悪があるとすれば、それは人の心だ」が音読され、続けて主題歌がワンコーラスまるごと流れる。 戦闘、イベント、ワールドマップでの飛行といった様々なシーンをバックに、キャストおよび主題歌の紹介を行う事で、ゲームへの期待感をぐっと高めてくれる。 戦闘についても、パーティキャラクターの通常攻撃、術・技、被ダメージ、戦闘不能、勝利といった様々なボイスが用意されており非常に賑やか。 クレスはただでさえ技の数が多い上に、奥義は2つの技の組み合わせとなっているが、それらを掛け声の流用などで誤魔化したりせず、ひとつひとつの技名をきっちり叫ばせている。 音楽 音楽は当時ゲームファンの間では古代祐三等に並んで有名であった桜庭統や田村信二、そして古屋亮太といった独自のサウンドチームが担当している。 お世辞抜きに、ほぼすべての曲がとてもクオリティが高く、ここまで良曲ばかりのRPGは他にないといっても過言ではないほど。 特に桜庭統の中世風の世界観でありながらロック調全開の音楽は一度聞けば忘れられないようなインパクトを残し、当時のプレイヤーたちから爆発的な人気を得た。 それぞれの曲自体もイベント曲、ダンジョン曲問わず後のシリーズと比べても極めて完成度が高く、中でも精霊戦のBGMである「FIGHTING OF THE SPIRIT」は未だにシリーズ最高傑作とも言われるほどの名曲であり、当時このBGMを聞いた植松伸夫などといった名だたる作曲家たちは皆震え上がったというエピソードが残っている。 単純な勧善懲悪では割り切れないストーリー 特にラスボスのダオスは悪役でありながら、悲劇性をも持ち合わせていることから高い人気を誇る。本作で働いた悪行も世界征服や破壊の為ではなく、あちら側にとっての重大な使命、そして守るべきものを救う為の行為という、形や立場こそ違えどクレス達と変わらぬ正義によるものという設定は、当時としては斬新であった。塩沢兼人の演技も人気に一役買っている。 その悲劇性から後に『ドラゴンクエストIV』のピサロ、『ライブ・ア・ライブ』の魔王オディオ)に続く「RPG三大不幸ラスボス」の一人と称されることに。 しかし作中でとった蛮行はその事情を汲んでも尚相殺しきれない程の残忍さであり、その身の事情が明らかになった後もあるキャラに作中での所業を批判されており、完全に同情しきれるキャラクターとは言えないのもまた事実だったりする。 文字の読みやすさ 当時のゲームは容量削減や画面解像度の都合上、字が小さかったり平仮名を多用する傾向が強いのだが、本作はメッセージウィンドウの文字サイズが大きく、漢字もふんだんに使われている。 文章量の多いRPGにおいて違和感なくすらすらと読める事、それがストーリーの没入感を深めてくれる。 賛否両論点 テイルズシリーズの中ではトップクラスの高難易度 中盤以降はバランス調整を本当にしているのかと疑いたくなる程で、水鏡ユミルの森に出てくる「リザードマン」やモーリア坑道下層(*15)に出てくる「ランドアーチン」、同じくモーリア坑道下層に出てくる「ボアボア×3、ビーストマスター」の敵パーティは、出会ったら全滅を覚悟しないといけないほど理不尽で、SFC版プレイヤーにトラウマを植え付けた。 SFC版のモンスターの話になると上の2匹+1パターンが良く引き合いに出されるが、それ以外の敵も軒並みどこかしらぶっ壊れている性能(全体的に属性耐性持ちが多いとか)であることが多く、文字通りの殺るか殺られるか、デッドオアアライブのサバイバル状態になる。 ただ、その尖ったゲームバランスに魅せられハマってしまう者も少なくなく、それ故にかなりのマイルド調整を施されたPS版に対して物足りないという意見も飛び出してしまうのだが。 ボス戦に至っては術技一撃で広範囲のメンバーが致命傷を受ける為、ハッキリ言ってうまく詠唱を妨害できるかどうかのデッドオアアライブである。大抵のプレイヤーは前半のデミテルやウンディーネで早くも地獄を見ることになる。中盤の2人で戦う空中戦や、過去編ラストと現代で戦うダオス戦のダオスレーザーやダオスコレダーの威力には何度も煮え湯を飲まされることになるだろう。特に空中戦はパーティー唯一の回復役ミントが参戦しない、クレスの武器が「馬上戦闘では剣や斧は役に立たない」という理由で強制的にグーングニル(この作品ではまだリメイク以降のグーングニル強化イベントがないため残念な性能のまま)に固定 クレスは特技封印というかなり厳しい条件で戦わなければならず殆どアーチェの魔術が有効なダメージソースである。 当然、ラスボスの性能も半端なものではなく序盤はヒドゥンで攻撃するチャンスすらなかなか与えてくれず、HPが減るとラストレイ、トライドを詠唱0で連発してくる他メテオスォームやタイダルウェーブの様な大技も織り交ぜて一気に殺しにかかってくる。そのため、テイルズ オブ シリーズのラスボスの中でも上位に入る強さと言われている。 ちなみに本作ラスボスのダオスだが、彼に関しては「魔術でしか傷付ける事ができない」という設定があり、作中でもNPCがその情報を教えてくれる。 SFC版では設定通りクラースの召喚術とアーチェの魔法でのみダメージを与えることが出来る(正確には打撃攻撃で与えたダメージはコンボが途切れた一秒後に完全回復)のだが、PS版以降は普通に殴ってもダメージが通るようになった。 それどころかPS版以降のダオスは属性耐性が強化されているため、普通に殴った方がダメージが通る事に。なおNPCが教えてくれる「ダオスは魔術でしか~」の台詞はそのまま。 PS版以降の作品で物理攻撃でも撃破できる仕様となったのはすずが仲間にできるようになったからだと思われる。これにより、アーチェとクラースの二人をパーティから外し、クレス、すず、チェスターといった、魔術を使えないメンバーだけでパーティを組めるようになった。 そのため、自由に好きなメンバーでクリアできるように、物理攻撃でもクリアできる仕様に変更になったと思われる。 またSFC版のみの要素として、過去編ダオス相手に「インデグニション」を唱えると「そんなバカな!ぐわああああ!」と絶叫してくれる。インデグニション習得イベントの内容を考えると中々憎い演出である。 余談だが、今作発売時点では「インディグネイション」が正式名称であり、文字制限の関係上「インデグニション」と表記されているだけであり、戦闘中の術発動ボイスは「インディグネイション」となっている。 ただ、いたずらに難しい訳ではなく、LV上げ・装備品やアイテムの充実・特技や魔術の的確な使用といった他のRPGでも行う対策で難易度はそこそこ下がるようにできている。敵のHPはそこまで高くないこともあり、デッドオアアライブを制して一方的な展開にした場合の「HP削り作業」感が殆どなく、テンポよく進めることができる。 本作(ひいては本シリーズ)のポイントとしては、ルーンボトルの有効活用で難易度をより下げることができる。というのも、ルーンボトルを使うとアイテムがより有用な上位アイテムに変化することが多い(*16)。 例えばアップルグミ(HP30%回復)がレモングミ(HP60%回復)になる、使用キャラクターのパラメータを上昇させる効果のあるハーブ類を変化させると上昇具合が倍になる、など。特に序盤で入手できるアイアンブーツ(戦闘時の移動速度半減)がペルシャブーツ(被ダメージ30%減少)になることに気付くと冒険がぐっと楽になるのではないのだろうか? アイテムは1種類につき15個までしか持てない。つまり回復アイテムは上位版15個だけでなく下位版15個も買い直して用意できるようになる。 更に上記でシリーズ屈指とされているラスボスでさえも、とある特技を使うことでダメージ効率を劇的に上げることができるようになっている。 問題点 バグが多い 大半が一時的な画面の乱れといった程度で致命的な影響を及ぼすレベルではないのだが、一つだけ例外として、クラースの使う召喚術「カメレオン」だけは悪い意味で有名になってしまっている。 ゲーム中において「魔界の住人・カメレオンを召喚する、古に封印された禁呪文」という設定のこの術は、発動すると敵単体を即死させることもある(敵を食べてしまう)という効果なのだが、これを使うと高確率でフリーズしてしまうため、本作の設定になぞらえて「別の意味で禁呪文」という皮肉を言われ、ほとんどのプレイヤーが使えるようになっても速攻で戦闘中にコンピューターが使用する事を禁止するように設定するのが当たり前とも言える散々な扱いとなっている。 この術はPS版では削除され、その後出たSFC版のリメイクであるGBA版で復活を遂げたのだが…やっぱり使うと高確率でフリーズしてしまう術のままであった。 「エクスプロード」や最強召喚術である「オリジン」も稀にフリーズを引き起こす。 クラースが「イフリート」「マクスウェル」をほぼ自動で使ってくれない。PS版では修正された。 どちらも攻撃判定のある弾を複数飛ばして攻撃するという効果なのだが、そのぶん一発あたりのダメージが低いので「攻撃力の低い魔法」として扱われているらしく、使用の優先順位が最低ランクになっている。全体攻撃の「ウンディーネ」「ノーム」ばかり使う。 敵の体力が残りわずかで、弾一発で倒せる場合のみ自前で使用する。こんな使い方は当然TPの無駄である。消費TPの少ない「シルフ」でも使ってくれればいいのに。 「ジェットブーツ」というアイテムを装備するとダッシュ移動が出来るようになるが、ダッシュ中はエンカウント率が上昇(およそ倍)する。結果、元々高めのエンカウント率と移動速度も相まって数秒ごとにエンカウントという洒落にならない事態に。そのため、ダンジョン内では歩いて移動するのが鉄則となってしまっている。 敵とのエンカウント率を下げる「ホーリィボトル」という消費アイテムもあるが、ダッシュをしてしまうとその効果も大きく落ち込んでしまう。 敵とエンカウントしやすくする「ダークボトル」とダッシュを併用すると、1~2歩歩いてまた戦闘というとんでもないことに。 比較的フリーズしやすいイベントも数カ所ある。 アイテム消失バグがいくつかある。 やっかいなのがアイテムの種類が増えてくると発生しやすい消失バグ。コレクションせずに交易品や弱い装備など売っぱらっておけば問題ないが、集めてると所持種類が多い終盤は確認に気を配る必要がある。 詰みポイントが存在する つるはしは重要アイテムであるにもかかわらず店売り品のため普通に売ってしまえる。一定地点からはつるはしを売っている店がなくなってしまうため間違って処分してしまうとハマる。 この詰みポイントはPS版では他の町でも売り出されるため問題なくなった。 同じくクリア必須である重要アイテムのデリスエンブレムも普通に売却出来てしまう。 幸いこちらは「ROAMEYE?」がドロップするため詰みにはならないが、そもそも事前情報がなければ(ドロップする事が)わかるはずもなく、かつドロップ率が低い上にこいつ自体もかなりの難敵である為うっかり売ってしまった場合は非常に面倒な事になる。 ゲーム進行が運に大きく左右される場面が存在する 「超古代都市トール」というダンジョン(*17)の中にある建物の1つの中に扉を開ける為のカギを拾って開けるフロアがあるのだが、扉がそもそも多数ある上にカギは1つしか無く、どの扉が開くかはランダムで毎回変動で、おまけに扉が開くにしても入った先が「魔術書(*18)が置いてある小部屋」か「建物の出入り口に通じる道」か「マザーコンピュータールーム(主に目的地になる場所)」のいずれかがランダムで選ばれるという仕組みの為、運が悪いと何度もカギを拾って扉を開ける動作の繰り返しになってしまう。 ちなみにカギは部屋内に多数ある宝箱のいずれかにランダム配置される。カギ以外は空箱。 おまけにそのフロアにはセーブポイントがないので途中で切り上げる事も出来ないと言うあんまりな仕打ち。マザーコンピュータールームに入るか、建物の出入り口に通じるフロアに戻ることが出来ればセーブポイントがあるのだが、そこに出られるかどうかも前述の通りランダムで確実に狙う術がない。 これは同社のアーケードゲーム『イシターの復活』の難所である121階"コモンルーム"の再現(*19)となっており、原作では回避する事が可能で通過しないプレイヤーも多かったが、今作ではダンジョンの構造上、回避不能である。 控えキャラの仕様が不便 パーティは最終的に5人構成となり、内1人(クレスを除く)が控えに回るのだが、その間は経験値を得られない、特技の設定・使用ができない、術・アイテム・フードサックの対象にならない、装備を変更できない、特定の装飾品(*20)が反映されない、ギミックによるダメージは通常通り受けるなど、不便な仕様が多い。 たとえば、ミントのナース(全体回復)を使っても控えは対象外となってしまうし、装備品を購入する際に控えの情報は表示されない。よって5人全員の回復や装備更新を行うには『4人分を済ませる→メニューの隊列から入れ替え実行→控えの分を済ませる→再度入れ替えて隊列を元に戻す』という手順を踏むしかない。 控えをジェットブーツやソーサラーリングの預かり役にできたり、特定のギミック対策として半ば必須な「こおり(ほのお)のおまもり」を1人分節約できたりはせず、ただ面倒なだけとなっている。 性能に難のあるフードサック 食べ物アイテムを使用すると「フードサック」の数値となり、移動に合わせて徐々に消費されてHPが回復する。 序盤のうちはありがたいが、フードサックに入れられるアイテムの量が少ないのですぐにフードサックのストックが尽きてしまい、中盤以降になると大量にストックできるが、最大HPやその頃の戦闘で敵から受けるダメージに対して回復量が少なすぎる(*21)ので、結局別途術やアイテムで回復させてしまうということになりやすい。 そのため、ゲームバランス的にはあまり意味のないシステムになってしまっている。食べ物アイテムの種類は非常に豊富なだけに惜しい。 ただしシナリオ中盤に出てくるローンヴァレイは別。ここではスリップダメージを受けながらのダンジョン探索が必要なので、フードサックを使うかどうかで攻略難易度が大きく変化する。 その他のゲーム内容について コンボコマンド 最近のシリーズではめっきり見かけなくなったが、修得済の技の全てを格ゲーよろしくなコマンド入力で出せる装飾品である「コンボコマンド」というアイテムが存在している。 ある程度作品を重ねることでそのコマンドもしっかり練られたものとなったことで、これを装備して様々な技を使い分けての戦いを楽しむプレイヤーも多かったが、本作のコマンドは初出ということで加減が解らなかったのか、一部の奥義や特技で要求されるコマンドがとても実戦運用出来るものではなくなっている。 例えば、物語終盤で修得する時空奥義をさらに複数合わせた奥義である「転移蒼破斬」のコマンドは「右・右下・下・左下・左・右・左・右・右・右下・下・左下・左・右・上・下・上+Bボタン」…これをリアルタイムの戦闘中に入力しろというのだから恐ろしい。 なお、挟み撃ちされている時に上記コマンドを入力しようとすると、左・右と入力した時点で入力した方向に攻撃ターゲットが移り入力中のコマンドがキャンセルされ技が出ない仕様がある為、入力難度以前の問題で実用的ではない。 とはいえ本来なら主人公の技は、2つの特技発動入力に対してSレンジ版とLレンジ版を登録するという戦闘で4種類の技しか使えない仕様(*22)なのだが、この装飾品を装備していれば全種類の技が使える上に、距離に関係なく好きな技が出せるようになるという魅力もある。 通常技14種類、時空奥義3種類、奥義の魔神双破斬あたりは慣れればなんとか運用できるレベル。能力値アップの技など普段なら使わない技も活用することができる。 多くの奥義は入力難度がぶっ飛んでいるため使いこなすのは絶望的。奥義は16+2種類もあるが、そもそも性能的にあまり使わない奥義が多かったりもするが……。時空奥義を合わせた奥義2種類のうち「転移蒼破斬」は上記の通りでもうひとつの「時空蒼破斬」も似たようなもの。 前述した挟み撃ち時の仕様から、使用頻度が高くコマンドが簡単な虎牙破斬・魔神剣・秋沙雨・紅蓮剣・剛招来・柔招来(飛び道具・対空・突進・バフがこれだけで揃う)辺りが使えるようになれば大体足りる。 格ゲーのコマンド入力が苦手だと「下・右下・右+Bボタン」で出せる飛び道具の魔神剣とかその辺を連発するオチだったりするとかしないとか…。 後発の『デスティニー』やPSリメイク版では基本技は簡単に、奥義は基本技のボタン入力に+αといった程度になっており、使いやすさが向上している(もっとも、『ファンタジア』に関しては技数が膨大なため、全ての技を思い通りに発動させるのはやはり難しいが)。またSFC版では主人公専用だったが、仲間も使えるようになった。 ちなみにこのアイテム、PS版以降では40万ガルド(*23)で販売されているが、本作ではなんと500万ガルドというとんでもない価格(*24)で販売されている。 また、PS版以降では戦闘中に技メニューを開くことで修得済の特技の技コマンドを確認できるが、本作ではそもそもクレスの技メニューを戦闘中に開けないため、戦闘中にコマンドを確認できない。 その代わり、主に街の中にいるモブキャラクターから「秘密の言葉」として、コマンド(*25)を教えてもらうことになる。ただし、そのコマンドで何の技が出るかは実際に使ってみるまで解らない。 SFC版のぶっ壊れ要素 本作のゲームバランスは尖りまくっていることは上に挙げた通りだが、せっかくなのでその詳細をごくごく一部だが挙げてみよう。 モンスターの性能もそうだが、モンスターの使う特技もまたぶっ壊れているのが多いのである。 + モンスター(クリックで展開) モンスター ヘルマスター 体力が徐々に減って行くマップで出現。画面内の敵を対象とする「サモンデーモン」という魔法で壊滅的なダメージを与えてくる。 倒そうにも光属性以外の攻撃を受け付けず、初めて出会う段階でこの属性の攻撃手段が無い為基本的に即逃げするしかない。 …のだが、逃げ切る前に壊滅的なダメージ受けて全滅させられることもしばしば。コイツと出会ったが最期、半ば運ゲー突入である。 一応、こいつが初登場する時点でストーリー上でクラースから 「今の我々では勝ち目がないからエンカウントしたら逃げろ」との説明はされる。 リザードマン 移動速度が異常に速く、攻撃を食らうと高確率で石化させられてしまう。 しかも、このモンスターと出会う時に前線で肉弾戦をこなせるのはクレスだけで、残りは皆後衛(*26)なので、クレスが石化させられてしまうと、そのまま無防備な後衛が石にされて全滅してしまうことも。 シリーズファンなら石化防止のストーンチェックを装備すればいいと思うかも知れないが、この時点では販売はされておらず入手困難(*27)。また、この時点ではミントがリカバー(石化等の状態異常解除の効果)を習得するレベルに達していないことが多い。 ステータス異常を回復する「パナシーアボトル」の効果が発揮されるのにもタイムラグがある(*28)ため、状態異常になるのを防ぐことの出来るアイテム「リキュールボトル」が尽きたらある意味詰み。本作でもトップクラスのインパクトを持つ難敵である。 チャロン 出現時点においてかなり強力な魔術を使う上に、攻めようにも地・水・火・風・雷・光の各属性攻撃を吸収(ダメージ分HP回復)するため、「無」属性と「属性なし」以外はダメージが通らない(*29)。おまけにワープしまくるために狙いを定めづらい。 特にミッドガルズ空中戦ではペガサスに乗っている関係上、一切の特技が使えないためにまともな攻撃手段がないクレスと、まともな攻撃手段になり得る無属性魔術が無いため、チャロン相手ではもはや役立たず同然となるアーチェの2名でチャロンの群れと戦わされる場面もあり、多くのプレイヤーが泣かされた。 「イエローケーキ(*30)を吸収するなあああああっ!」…と絶叫をしたプレイヤーもおそらくいただろう。 シャフト 強烈な全体攻撃魔法を使う魔法使い。こちらが攻撃する前に2発3発と連続で「エクスプロード」を食らって全滅というのもよくある話。 しかも稀にとはいえ、この「エクスプロード」の魔法がフリーズを引き起こすこともあり、二重の意味で恐ろしい敵である。 一応火半減の装飾品(ただしクラース専用)や貫通弓など対応策はある為、上手くそこを突ければまだ楽な方。 ランドアーチン 元々はナムコのゲーム『イシターの復活』に出てきたモンスター。ウニのような姿をしたモンスターで、やってくることと言えば、ただプレイヤーに向かって歩いてくるだけ。 ならばなぜこうも引き合いに出されるのかと言えば、あらゆる攻撃を無効化する上に「触れると問答無用で即死」という、原作とほぼ同様の特徴を持ち、文字通りのアクションゲームと化してしまっている敵だからである。先に書いた事と矛盾するが一応ダメージを与える手段もあるにはあるのだが、普通にやるには難易度が高過ぎる上、それによってHPを0にしてもなぜか倒せないので結局逃げるしかない。 地面を這って歩くだけなので、アーチェがいれば全滅は免れるが、そうでないと逃げるのに手間取ったらアウトである。 戦闘開始と同時に攻撃ボタンを押してしまい、クレスがランドアーチンに突っ込んで真っ先にやられた、なんて光景はある意味で日常茶飯事である。 GBA版でも登場するが、こちらは「じゃんぱい(雀牌)(*31)」で倒せる。 因みに、触れられた時のダメージはSFC版が9,999、GBA版はなんと99,999。見事なオーバーキルである。 ちなみに、裏技で敵から受けるダメージが倍になるハードモードの場合は受けるダメージがオーバーフローを起こしてしまうため、受けるダメージが0になる。その為、ダメージ喰らいボイスが轟き、画面はクリティカルヒットの演出で光り続け、更には触れられたキャラは延々と気絶し続ける…なんて事になる。 ボアボア 攻撃がかち合うとほぼ確実にこちらが競り負ける強い判定を持つ突進攻撃が脅威。 特に、特技の「猪突猛進」は突進1発当たりが2,000近いダメージにもなる上に、それが数発一瞬で叩き込まれるため、もはや「気が付いたら死んでいた」というのが冗談でもなんでもない状況。 因みに、猪突猛進には毒の追加効果があるが、そもそものダメージがでかすぎて毒になる前に死ぬので知らない人も多いだろう。 …こんなのが1度に3体も出てくるのだから、出会ってしまった時の絶望感が如何ほどかはわざわざ言わなくても解るだろう。 アーチェの「エクステンション」(画面内の敵に即死攻撃)が割合効きやすいが、そもそもエクステンションはこいつらが出てくるダンジョンを一度攻略しないと入手出来ないため、ほとんど慰めにもならない。 ただし、対策を立てていても全滅させられるのがザラ…という程理不尽さではないことは念のため補足しておく。 ペルシャブーツ(被ダメージ30%減少)やホーリィシンボル(一定時間ごとにHP回復)など強力な装備品を装備し、クレスは虚空蒼破斬や次元斬といった近距離でもかち合わない特技でボアボアを足止めしつつ、アーチェの魔術(メテオスォーム等の高威力のもの)やチェスターの弓でしっかりと後方支援するといった対策法を確立させることで比較的安全に倒せるようになっている。 一番確実な対策は、クレスを一切操作しないこと。ボタン操作をしていないときはクレスの回避率が上昇するので、優秀な盾を装備していればボアボアの「猪突猛進」もほぼシャットアウトできる。 ビーストマスター 上のボアボア3体とセットで出てくる敵、むしろ「ボアボアの威を借るおまけ」状態。 とはいえ、能力は決して低い訳ではなく、ボアボアの突進でこちらが翻弄されている間に、「サモンデーモン」で駄目押しの一撃を叩き込んでくる。 更に、接近すると分裂する弾を飛ばしてくる「ヘルジェム」やムチを用いた炎攻撃等、いずれも1発当たり1,000近いダメージになるのでやっぱり厄介な敵である。 倒すとランダムでチェスターの最強武器「ベルセルクアロー」に変化する不確定品(*32)を落とす事があるのが救い。 なお、この不確定品は別のダンジョンの宝箱でも手に入るので、このためにこいつらと戦い続けなければならない、ということはない。 かなり多くの敵が挙がったが、これでも本当にごくごく一部である。 これらの難敵が跳梁跋扈する世界を練り歩く苦しさは言うまでもなく、今なおシリーズでも上位の難易度を誇る。 闘技場 クレス1人で9連戦する場所で、8連勝もしくは9連勝を達成すると賞品をもらうことが出来る(*33)。 HPやTPを回復するタイプのアイテムは一旦預かりとなり、闘技場の側で用意したものしか使用できないので回復手段が大きく制限されてしまうが、HP・TP回復以外のアイテム…ステータス異常回復やそれ以外のアイテムはそのまま持込が可能になっている。 こちらもボアボアなどが出てくる上記のモーリア坑道下層ばりに嫌らしい敵が揃っており、攻撃を受けて毒をもらったで済めば良い方、酷いと麻痺や石化させられてそのまま退場させられたりする敵も少なくないため、リキュールボトルなどの事前準備は必須である。 ちなみに、本作の最強武器には無属性(*34)が付与されている。 意地の悪いことにこの闘技場に登場する敵の中には無属性を無効化する敵が登場するため、最強武器を取ったからと過信していると痛い目を見ることになる(*35)。 さすがにPS以降では属性が付与されなくなったので、安心して頼れるようになっている。ただし、今度は属性無しの攻撃を確率で無効化する敵が複数いるので、そちらに無効化される可能性はあるが、100%効かないわけでは無いので十分ごり押しで対処できる。 モンスターの使う特技 鏡討ち 直前で喰らったダメージをそっくりそのまま相手に斬りつけて返す特技。PS版に比べて全体的に術攻撃のダメージが高めなので、術攻撃でダメージを与えた直後にやられたら一溜まりもない。 しかも、何度使っても効果はしっかり発揮される。おまけにガード不可能で、直前にダメージを喰らっていなかった場合は通常攻撃として扱われるという至れり尽くせりな技。 クリティカル 出が早い上に、威力もバカみたいに高く、おまけに高確率で喰らった敵を気絶させる斬撃を繰り出す特技。 道中、クレスが一人になってしまう場面で戦うことになる敵がこの特技を使うので、運が悪いと、この特技を連発されて為す術無くやられることも…。 デススクリーム 成功確率こそ低いものの、敵全員を即死させる特技。 基本的に本作の術などの攻撃はターゲットを中心とした画面内にいるキャラクターが攻撃対象となるのだが、この特技に関してはどこにいようがお構いなしに攻撃対象とするため、運が悪いとこれ一つで味方全員やられて全滅…なんて事も起こりうる。 とはいえ、前述した通り成功率は高くはないのが救い…と言うか、むしろ高ければほぼ無理ゲーと化すが。 他にも技名表記こそ無いが、威力が高い上に戦闘エリア全域に届く貫通攻撃等、こちらも上げたのは本当にごく一部である…。 SFC版のモンスターのぶっ壊れっぷりがほんの一部でもご理解頂ければ幸い。 しかも、例に挙げたモンスターも特技もボス敵じゃなくてザコでこれである。 一方でモーリア坑道下層でボアボアやランドアーチンなどの猛攻を潜り抜けた先にいるボス「ワイヴァーン」の弱さはもはやネタにするのも憚られるレベルの悲惨なもの。 「途中のザコの方が余程強い」「ボーナスステージ・(道中の)憂さ晴らし」「目を閉じていても勝てる」等々、散々な言われっぷりである。 そのせいかPS版では随分強化されたが、すずを仲間にしていれば「かんなづき」と「プリンセスケープ×2」を装備させて戦闘に参加させておくことでワイヴァーンのあらゆる攻撃を吸収or無効化する(=戦う前からすずが戦闘不能になっていない限り、どうやっても全滅することが無くなる)ようになるため、違うベクトルでネタにされてしまっている。 タイトル画面でA・B・X・Yボタンを同時押しして「やったー!」という勝利時のボイスが再生された後でニューゲームでプレイをすると敵からの受けるダメージが2倍になるハードモードでプレイ出来る。 ノーマルモードでも難易度が高いこのゲームにおいてダメージが倍となると…もはや阿鼻叫喚の地獄絵図となる。 ただし、上に書いてある通り敵の能力値をインフレさせることによって難易度を上げているというものであるため、S系の高難易度設定同様、ハードの面白みが薄い面もある。 総評 総じてシンプルなRPGであるが、時代を越える壮大な世界観、印象的なイベント、勧善懲悪に終わらないシナリオ、そしてアクション満点の戦闘は非常に斬新。 当時、FFに匹敵する美麗なグラフィックは発売前から話題で有り、水面にキャラが映る演出などは発売前から雑誌などで話題になっていた。発売後は紙面では伝わらない楽曲のクオリティの高さ、映画のような演出で幕を開けるプロローグ。作りこまれたUI、演出(読みやすいフォント、フキだしによる感情表現、全アイテムグラフィック描きおこし)で多くのプレイヤーを虜にした。 シリーズ内で特筆するほどに高い人気があるわけではないが、コンスタントな人気を保ち続けており、極端に嫌われることは少ないタイトルであるとも言え、それ故か移植・リメイクが最も為されている作品でもある。 その数は大元含めて本Wikiで取り扱っているもので4機種5作品(本作・PS・GBA・PSPFVE・PSPXE)、その他に携帯電話向けとiOS向けに配信されているものがある(現在はiOS版は配信終了)。 ゲームバランスはかなり歪、というよりも尖っており、高いエンカウント率や殺るか殺られるかの展開になりやすい極端な調整といった部分でハードルが無駄に跳ね上がっている所は否めない。 それでも、一部の本当に運頼みにならざるをえない例(*36)を除いては対処法や工夫のしどころは用意されており、それ故に敵を倒した時の達成感ややりごたえもある。 だからこそ、繰り返しになるが後にリメイクされたPS版のマイルド調整が物足りないというプレイヤーも出てくるのだ。 商品にまつわる裏話 元々はウルフチームが1992年にPC-9801シリーズで(1994年にはSFCで)発売したシミュレーションRPG『緋王伝』の外伝作としての企画から始まった。 『緋王伝』は樹の精霊から契約の指輪を授かった主人公が自国を守るために契約した魔物の軍団を操って人間の軍勢と戦うストーリー。ダオスの原型と思しき主人公、樹の精霊、契約の指輪など関連性の名残りは見てとれる。 またSFC版『緋王伝』の魔法の名称は、ナース、ピコピコハンマー、サンダーブレード、トラクタービーム、カメレオンなど、本作のプレイヤーなら聞き馴染みのあるものばかり。 藤島康介のデザインは実は開発後期にナムコ側の意向で後付けされたもので、SFC版のゲーム中のドットと差異がある。そのため、実質的なデザインとなるのはPS版から。 とりわけミントとクラースのデザインは大きく異なっている。 ウルフチームの中核メンバーは本作の後に独立し、やがてスターオーシャンシリーズで有名になるトライエースを設立する。 本作も、ストーリー原案は後にスターオーシャンシリーズを生み出す五反田義治。シナリオは同シリーズのゲームデザインや後には『ヴァルキリープロファイル』のシナリオも手掛ける則本真樹が担当している。 ただし、結末部分だけはナムコの兵藤岳史(*37)が自ら「こうしてはどうか」と進言し、執筆している。 開発中はテイルファンタジアというタイトルで32メガビットであった。 当時雑誌などにもこのタイトルとメガビット数で公開されていたが、発売日の延期とともにタイトル変更、容量アップのアナウンスがされた。 発売当時は余りの売れなさに一時生産中止までなった。ところが、口コミで評判が広まり徐々に知名度が上がっていくと、「ゲーム販売数よりも攻略本販売数の方が多い」という珍現象が起き、これに気付いたナムコが再生産を始めたという逸話がある。本作の「隠れた名作」っぷりを如実に表していえよう。 本作の攻略本(発行:徳間書店)には一部で有名な誤植があり、「とくにサンダービームは役にたつので、ぜひ買っておいたほうがいい」の1フレーズがそれに当たる。 本作には「サンダービーム」なる魔術は存在せず、文章の前後から「サンダーブレード」と「トラクタービーム」という2つの魔術がごっちゃになってしまったものであることが解る。 一過性のネタとしてここで終わっていればいいのだが、どういう訳かPS版以降の移植の際にもネタとして使用された(*38)。 サンダーブレードもトラクタービームもどちらの魔術も使い所がある(*39)のでいちいち分けて書くのが億劫だからくっつけた…ということではさすがにない、はず。 そんなこんなで知る人ぞ知るネタといった案配でちょくちょく使われていたのだが、『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』においてとうとう本当に技として実装されてしまった。なお性能としては正直パッとしないものになっている。 本作を代表する名曲である「FIGHTING OF THE SPIRIT」であるが、この曲の作曲者は田村信二である。 2000年発売の「テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン」のスタッフルームにて「FIGHTING OF THE SPIRIT」に歌詞を付けた「バニーハンター ディオ」を聞こうとすると「イカス きょくを つくった人 たむら しんじ」と表示される。 本作の作曲を行ったのは桜庭統・田村信二・古屋亮太の3名であるが、明確に作曲者が掲載されている資料は「なりきりダンジョン」作中での表記と「テイルズ オブ ファンタジア20thアニバーサリーサウンドBOX」内インタビューの2つである。 吉田由香里が歌う主題歌「夢は終わらない」のCDは本作発売前にリリースされている。 帯には本作の告知、ブックレットには本作スタッフからのメッセージやキャラクター紹介が記載され、CD内側(CDホルダーは透明)のジャケット裏には吉田由香里が登場するサブイベントのヒントが記載されており、歌手のCDというよりは本作のファンアイテムに近い作りである。 なお、カップリング曲「星を空に…」は本作では使用されておらず、後のPS版のED曲として使用されている。